東京メトロ千代田線 06系[引退済]

■東京メトロ 千代田線06系[廃形式]

 

1993年ダイヤ改正で営団(現:東京メトロ)運用が増加する事を受けて新車を1編成製造する事を決定した事が

始まり。93年当時は先代の6000系最終増備車が登場してから3年が、"6000系"という形式が誕生してから既に

25年が経過していたため、同じデザインの車両を28年間を製造するのはいかがな物か… という事で"新形式で

とりあえず1本製造しよう"という方針に舵を切ったために登場したのが06系。

 

車両コンセプトは「Gentle&Mild」「人と環境に心を配る穏やかな車両」「長くお客様に親しまれる事」で、

これを実現すべく過去の営団には無かった丸みを帯びたデザイン、千代田線の緑単色のイメージを打破した細い紫帯

日本庭園をイメージした緑と清潔感のある白を基調とした内装など、あらゆる面で先進的な車両に仕上がりました。

またVVVF-IGBT制御を日本で初めて採用し、省エネ性能の向上も同時に実現しました。

 

製造当初は"千代田線の経年劣化した6000系の置き換え"を目的としていたという説が有力でしたが、結局これ以降

営団/東京メトロ運用の増発は無く、いつの間にか6000系は大規模更新が行われる方針に変更され、メトロにしては

珍しく10両編成×1本で製造は終了。

 

しばらくは孤軍奮闘していましたが、2010年代に入り故障?により長期間に渡って運用に入れない状況に陥り、

ついに修理される事無く2015年9月に廃車/解体されました。

在籍本数の少ない事、機器類が特殊な事、将来的に設置する事になるであろうホームドアにドア位置が合わない事が

重なったのが廃車に踏み切った原因だと思われます。

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