小田急30000形 EXE

■小田急30000形 基礎データ

 

観光特急としての印象が強いロマンスカーでしたが、利用者数が増えているのにも関わらず箱根湯本までの輸送

実績が落ちている事を鑑みて、通勤需要に特化した車両を作ろう という事で登場した特急形車両。

老朽化していたNSE車を置き換える事、輸送実態に即した車両作りを行う(つまり通勤用に特化した特急)事を

目標に導入された形式であるため、展望席は省略、江ノ島線などにも1編成で同時入線が出来るように、6連+4連の

分割併合10連スタイルがこの車両で確立しました。なおこの方式は後に登場するMSEにも生かされています。

 

なおデザイン面では「10年経っても飽きが来ないデザイン」をコンセプトに高級感のあるブラウンに塗装され、

いままでのロマンスカーとは異なる方針を打ち出し話題に。

最終的には6両編成/4両編成×7本 計70両が製造され、自社線内で完結する通勤特急を支える重要な車両にまで

上り詰めました。

 

 

★認められなかった車両…

30000形は先述の通り「いままでのロマンスカーには無い特徴」を全面に打ち出した車両でした。

…が、これが世間から相当な問題作として扱われ、登場直後に鉄道ファンから「ダサい」とバッシングを受ける、

歴代小田急車(2016年現在 最新のMSEに至るまで)が全て獲得している「ブルーリボン賞」を唯一取り逃すなど

かなりの否定されぶり…。私は高級感があって好きなんですけどね。

 

また2001年に「観光特急ロマンスカー」の衰退振りを見かねた小田急が利用者アンケートを実施。

すると「展望席が付いた車両がいないので乗りたくない」「湘南新宿ラインで十分だ」との結果が。

ついには一般の利用者からも敬遠される特急になってしまった事に気付いた小田急は2005年に50000形/VSEを

登場させる事となります…(詳しくは50000形ページ参照)

Side Menu

移転前ブログ:約633000人